キミのとなりで
まずは、美容室に着いた。
いつもは家の近くの
安いところですませていた。
けどみいなに案内された店は
おしゃれでキレイなお店だった。
「りこ、ここだよ!」
「うん。」
何か場違いかなぁ?なんて思いながら
鏡の前に座った。
みいなはかっこいい店員さんと
何かを話している。
「ぉ~、もったいないね。可愛いのに~。」
「お世辞はやめてくださいよー。」
「白鳥さん!りこは照れ屋なんだから優しい扱いしてください(笑)」
「わかったよ、ごめんねりこちゃん。」
「ぁ、いえ全然大丈夫です」