あたりまえ1
『中3もこの4人で!』

仲良し4人組

私、山本亜由美。
活発で団地住みの女の子☆
皆からは「あゆ」って呼ばれてる。
ときどき<鮎>ってことで「魚」とか「フィッシュ」って呼ばれてるけど、それはそれで悪くない。
今は、中学2年生の3月。
もうすぐ3年生!!
「あゆーおはよーー♪」
この子は松川りな。
私の心友。同じ中2で同じ団地。
『あ、りな!おはよー今日は早かったねいつもよりは』
「でしょー。って一言多いよ!」
『だって本当はもっと早く集合だよー』
「おい、おまえら朝から元気だなー・・・」
そう言って中山健也があくびしながら言った。その隣には西島拓也。
2人とも同じ中2で同じ団地。
そして拓也は私の彼氏!
保育園のころから付き合っていて、この9年間一度も別れた事はない。
さめるなんてもってのほか!
保育園生でも付き合うって意味分かってたのかが今の疑問(笑)
まあ、今ちゃんと付き合ってるんだから別にいいけどね☆
私たち4人は同じ団地の同級生組で、幼馴染み!
ずーーと4人一緒で、
≪仲良し4人組≫!!
「あ!りながもう来てる!」
と健也が。
「へへん♪」
何の勝負もしてないのに、「どうだ!」って感じでりながいう。
そんな中拓也が
「おはよっ」
っとほほえむ
『・・おは・・・よ』
ニコっとした笑顔が9年一緒なのに未だに照れくさい。
この優しい笑顔はズルイ。
あ、私、やさしいとか言ってるけど案外、からかいや。いや、やさしいけどね。見た目的にも超やさしそう。って外見はいいか。しかも「やさしそう」って、やさしいっつの。
あ、「やさしい」について語りすぎました。読者の皆さんスイマセン。
「おーい、あゆー聞いてる?」
っと健也の声が。
『あ、ん?何?』
「学校はやくいこうぜ。」
『あ、うん』
と重くてベンチに置いてたバックを持った。
「「さ、行こうぜ」」
拓也達が2人同時に言った。
『「うん☆」』
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