一目惚れ


「先生~!」

『お!笹川。どうした~?』

「ここ教えてよ!」

『え!お前こんな簡単なとこも
 出来ないんだ(笑)』

「馬鹿だからしょうがないの~」

『全く。』



「一目惚れ」したあの日から
あたしは毎日先生に話しかけに行った。

最初は変に緊張して、
全然話せなかったあたし。


卒業が近くなった今、
先生とは、かなり仲良く
なったと思う。
< 2 / 10 >

この作品をシェア

pagetop