ラブ・アタック!
「しゅん――――」
あたしは
怒鳴りに行こうとした。
「だめよ、李久!!!」
それを沙菜が
必死で止めてくれた。
「~~(泣)駿介ぇ」
あたしは
ただ唸ることしか
出来なかった。
――――――――♪
もう謝っちゃおうかな?
ちゃんと話し合えば
また元通りかも知れないし。
そんな事を思いながら
1人で階段を下りていた。
すると聞き覚えのある声が
使われていない教室から
聞こえてきた。