ラブ・アタック!




何よ、それ!!


心の中で
あたしは叫んでいた。



あたしが
じっと田嶋くんを睨んでいると
田嶋くんは
優しく笑った。




「あんま深く考えないで☆
井上の相談相手になれれば
俺はそれで良いから」




そう言った後に


「あと睨んだって
俺には通用しないから♪
井上って可愛い-な」



最後の所を
強調して大きく言ったせいで
クラスの人に
聞こえてしまっていた。




もちろん、

駿介にも…………








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