ラズベリーピアス




死ぬまで、ここで働き続けなければならないのだ。



この国の人々なら誰だって知っている事実。



選ばれたら最後だと皆分かっている。




そんなDARK AGEにラルは選ばれてしまったのだ。






「嫌だよぉぉ・・・うぅ~~ラルっ~~」



「・・・くそ、俺が何したってんだよ。」



「うわぁぁぁ~~ラル~~行っちゃやだぁぁぁ~~」




声を上げて泣いた。




苦虫を噛み潰したようにラルは悔しんだ。




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