はんなり小町
急いで階段をかけ降りて
リビングに行くと
もうすでに
3人勢ぞろいしていた
「おお!?きたな?桜高生」
孝秋がおどけてみせる
私は
馬鹿じゃないの…
っていう顔をしながら
一人で内心照れていた
「初日から遅刻なんて…恥ずかしいから早く学校行きなさい!!」
早苗は呆れながら
私のトーストを皿に入れる
イスに座る
隣の千鶴が笑顔で
「おはよう」
と言ってきた
まったく可愛いヤツめ…
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