はんなり小町




急いで階段をかけ降りて
リビングに行くと


もうすでに
3人勢ぞろいしていた




「おお!?きたな?桜高生」
孝秋がおどけてみせる


私は
馬鹿じゃないの…
っていう顔をしながら
一人で内心照れていた


「初日から遅刻なんて…恥ずかしいから早く学校行きなさい!!」
早苗は呆れながら
私のトーストを皿に入れる



イスに座る
隣の千鶴が笑顔で
「おはよう」
と言ってきた



まったく可愛いヤツめ…



< 6 / 14 >

この作品をシェア

pagetop