意地悪な君が好き

「咲弥は何作ったの?」



そう聞くと『秘密』って言って、窓を見つめた。

きっと凄いの作ったに違いない。



「ふ~ん」



《ガラガラ》



ドアが開き、先生が入ってきた。



『さっ、今日はみんなにとって初の学園際だ!

みんなお菓子作ってきただろな?

今日は4時まで学園際で、明日は5時まで学園際だ。』



うわ~!!

テンション上がってきた!!

5時間以上、楽しめるし、それに他高も来るし、トラブルがない限り楽しくなりそう!



『この前決めた役割の時間には教室に戻って、当番しろよ?

では、第1グループ以外、解散!!』



先生の声と同時にチャイムが鳴り響いた。


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