意地悪な君が好き

『おいっ!!』

「一緒に回ろう?秦と彩芽2きりにさせてあげたいから☆」



デート感覚で楽しんでもらいたいもん。

周りはもう他高達でいっぱい。

彼氏と手つないで、笑い合って、周り始めている。



『別にいいけど』

「ほんと!良かった」



2人並んで長い廊下を歩き周る。

咲弥ってこんなに身長高かったかな?

私は咲弥の肩より下…

背小さいのが私の嫌な所なんだ。



『で、どこ周んの?』



私の頭の上から聞える声。

なんかドキドキしてきた。


「じゃあ~…お化け屋敷!!」

『はぁ?』



適当に見てたらお化け屋敷があったから…



「ごめ『いいよ、入ろ?』


私の言葉をかき消すように私の言葉の上に重ねてきた。


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