意地悪な君が好き
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「そうだ!いつから私の事好きだったの?」



ずっと聞きたかったこと。

だって気になるんだもん…


『そ、それは…』



咲弥の頬が染まっていく…


『秘密…』

「もぉ、いつもそうなんだから!」



少し怒った口調で言って後ろを向いた。

咲弥秘密が多いから…

いい加減教えてくれてもいいのに。



『初めて会った時』



え…



「嘘っぽいけど嬉しい」

『お前、俺がどんだけ恥ずかしい思いで言ったと思ってんだよ!』



私は少し笑って、咲弥の手に触れた。



「私も初めて会った時から好きだったかも…」

『かもって』



お互い笑いながら見つめ合った。



「咲弥大好き!!」



咲弥に飛び付いてしまった。




『俺は…好きよりも、大好きよりも、愛してる』



咲弥は私を見つめ、笑った。



「嬉しい!」


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