意地悪な君が好き


「私、咲弥と離れたくないよ」


『俺も』




これは運命ですか?


それとも試練ですか?


答えてよ


答えて


神様。


いるなら


答えてよ。




『どうにもできねぇんだったら、残された1ヶ月、2人でいい思い出作ろうぜ!』



咲弥は抱きしめる力を強くした。


きっと咲弥も悲しいのかな?


そう思ってくれてると嬉しい。



「うん!」




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