意地悪な君が好き

「まさか咲弥と付き合ってたとはねぇ」



暗くなった道を2人で歩いた。


咲弥は秦と帰り、私は彩芽と。



「変?」

「うぅぅん全然!」



彩芽は私の前で両手をパタパタ振って答えた。


はぁ~…


いつ言ったらいいんだろ?


言った方がいいとわかってても、無理。


このまま言わないでいよ…


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