意地悪な君が好き

あれから何日か立ち、もう明後日が引っ越し…


楽しかった出来事とは裏腹に、悲しい日々の毎日だった。


咲弥が好きなのに、離れてしまう。


嫌なのに仕方がない事。


だとわかっても、わかってても…



『明後日だよな?』



咲弥は遠くを見つめながらそっと呟いた。


ちゃんとわかってたんだね。


咲弥も私と同じ気持ちなら嬉しいのに。


きっと私の事なんてどうでもいいよね…

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