意地悪な君が好き


「あっ!!流れ星!!」



キラリっと一瞬にして消えてしまった。


確か流れ星って消える前に3回願い事したら叶うんだよね。



『よし!やっと言えた』







「もしかして願い事してたの?」


『うん。よくここで見るんだけど、言えた事なかったからな』



咲弥──


可愛所あるんだ。



「何願ったの?」

『秘密!あっ』



咲弥は流れ星を指さした──


一瞬で消えてしまったけれど…



『今日は天気がいいから星がよく見れるってニュースで言ってた』



確かによく見れる。


いつもなら暗くて見つけるの難しいのに。


今日はすぐに見つけられた。



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