意地悪な君が好き
『で、何するんだ?』


ってもしかして何も聞いてなかったの!?


まぁ寝てたんだもんね?


私は先生が話した通り、葵くん…じゃなくて、葵に話した。


『ふ~ん』


出た!そのそっけない返事!


ふ~んはないでしょ?



『じゃあクラス対抗バスケは?』


え?


ちゃんと考えてくれてたの?



「それいいね!」


『だろ?』



右手でピースする葵。


「うん!」




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