意地悪な君が好き


してないのは私と咲弥くらい。


でもみんなは私達が付き合ってる事は知らないけど──


たぶん。まだ言ってないから。



「まっそんな事は忘れて、今日は2人で楽しもう」


「うん」



最後だもん。


楽しまなきゃそん。


気が付くともう辺りにはお店がぞろり。


いつの間に!?


私は昔から1つの事に集中すると周りが見えてなかったから。


未だに直ってないんだ。


恥ずかしい──


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