意地悪な君が好き

空いてるプリクラ機を探し、200円入れた。


もう200円は咲弥。


いわゆる割り勘?


割り勘なんかしたことないからなぁ。



『美紅、始まる』


「あっうん!」



だめ、思うように行動できない。


ドキドキ感MAX越えてるよ──



『本当に美紅は…』



ため息をついて、私をぎゅっと自分に近づけた。



『俺にまかせろ☆』



その瞬間…─


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