意地悪な君が好き


「くすぐったいよ」



咲弥はカメラに映らない私の腰くらいをこしょこしょした。


子供の頃よくされたりしたりやってた。


懐かしい遊び。


まさかされるなんて思ってなかった。



『ピース』



そう言われて、私は両手でピースした。


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