意地悪な君が好き


唇に柔らかい感触──


だめ…


目開けられない。


もしかして、キス?


これがキスなんだ。



私のファーストキスは


涙の味でしょっぱかった──


けど、どこか甘かった。


このキスが最初で最後。


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