意地悪な君が好き
『ん?眠いから』


た、確かにそうしかないよね。


「そなんだ」


『帰らねぇの?』


帰る用意をしながら私に聞いてきた。



「帰るよ!1人なんでしょ?
一緒に帰らない?」



スクバに筆箱を入れて、チャックを閉めた。


『いいけど』



よし!

1人で帰るより2人の方がいいもん。

ちょっと気まずそうだけど…。



まぁ、頑張って仲良くしよ!


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