意地悪な君が好き
え~っと~空乃─…。



あった!!


C組に書いてあった。



「彩芽は何組だった?」


「ん?私はB組…うそうそ、C組だよ!」



良かった!!てっきり別れたかと思った。


そして、私達は上靴に履き替え、先輩達と3階まで上がった。



「ここがC組だから、席表みて席探してね?」


長いロングヘアーで髪をくるりと巻いた先輩はそう言った。


「はい!ありがとうございました」


その先輩はニコっと笑い、この場から立ち去った。



優しそうな先輩だったなぁ─。



「美紅、席表見よ?」


「うん」



教室に入り、黒板に貼られてある、長方形の形をした席表をみた。



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