意地悪な君が好き

すると秦がブレザーのポケットから携帯を取り出した。



『メアド交換しようぜ？』


「「うん！」」



私はブレザーのポケットから、薄い桜色の携帯を取り出した。



『んじゃ、赤外線で…』



そして、秦のメアドと携帯番号が電話帳に登録された。



『ほらほら、咲弥も早く☆』



咲弥はわかったと言い、ズボンのポケットから携帯を取り出した。



『赤外線すんぞ？』


「あ、うん」



お互いにメアドと携帯番号を交換し、咲弥のメアドを彩芽に送った。



「ありがとネ？」


『ん？あぁ』



これで、距離が近いた感じがする。