意地悪な君が好き
咲弥side


あいつが立ち上がった瞬間に、上に積んである段ボールが急に落ちてくるのがわかり、俺はあいつを押して、庇った。


すげー痛かったけどな…(笑)


ちょっとからかいたくなって、わざと『立てない』って言ってみた。


あの時のあいつの顔、すげー、泣きそうな顔してた。



ちょっとやりすぎたか?



まぁたまにはいいだろ?



まぁ、あいつの力にはビビったな。



あんなに痛いとは思っていなかった。



咲弥side E N D


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