意地悪な君が好き

笑い声が教室に響く…──


『さっ、続きやろうぜ?』


スッとブレザーの裾を捲った。



「うん!」



いつもと違うから、色々な所にドキドキする…


腕まくりする姿すごく好き…



『なんで赤くなってんの?』


「な、なってない!!」



あわてて自分の顔を手で隠した…──



『俺にでも惚れた?』


「んなっ!」



そ、そんな事なんでわかるのよ。

恥ずかしいよ。



『それはねぇか』



ふっと笑って片付け初める咲弥。


良かった。

ばれてないみたい?


ひとまず安心♪


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