意地悪な君が好き
真実
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あれから暑い夏がいつの間にか始まり、あっという間に過ぎ去った。
夏は特にいい思い出はなく、お祭りも行けなかった。
色々と忙しい日が続いたからね?
そして今…
涼しい風の秋──。
枯れ葉がカサカサと音を立ている。
「美紅、そろそろ学園祭じゃない?」
「だね!」
そう、秋には、1番の楽しみの、学園祭がある!!
中学の時、すっごく憧れてたの。
「楽しみ~」
彩芽はさっきからずっとニコニコしている。
よっぽど楽しみなんだね♪
「そういや、明日、クラスの出し物決めるらしいよ!」
今日の学級委員の集まりで先生が言ってたのを覚える…。
っと言うのは嘘で、咲弥に教えてもらいました。
『明日、クラスの出し物決めるらしいな?』
っと言ってたのを教室に帰る道のりの廊下で聞いて…
「うん」
っと言ってしまった。
っと、言う事があった。
「まじ?やった!」
1人ガッツポーズする彩芽。
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あれから暑い夏がいつの間にか始まり、あっという間に過ぎ去った。
夏は特にいい思い出はなく、お祭りも行けなかった。
色々と忙しい日が続いたからね?
そして今…
涼しい風の秋──。
枯れ葉がカサカサと音を立ている。
「美紅、そろそろ学園祭じゃない?」
「だね!」
そう、秋には、1番の楽しみの、学園祭がある!!
中学の時、すっごく憧れてたの。
「楽しみ~」
彩芽はさっきからずっとニコニコしている。
よっぽど楽しみなんだね♪
「そういや、明日、クラスの出し物決めるらしいよ!」
今日の学級委員の集まりで先生が言ってたのを覚える…。
っと言うのは嘘で、咲弥に教えてもらいました。
『明日、クラスの出し物決めるらしいな?』
っと言ってたのを教室に帰る道のりの廊下で聞いて…
「うん」
っと言ってしまった。
っと、言う事があった。
「まじ?やった!」
1人ガッツポーズする彩芽。