意地悪な君が好き
そう言って振り向いたさくやって人。


ん?何?この甘い香り…



あの人が振り向いた瞬間、甘い香りがただよった。



まっ、いっか?



でも、


さくやって人、かっこいいかも…。


超クールだし、身長もさっきみた限りでは、180センチくらい?ある。



「ご、ごめん」

『まっ、別に気にしてねぇけど』


肘をつきながら、斜め上を向いてそう言った。



「良かった…」



私はそう言って窓の外をそっと眺めた。





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