意地悪な君が好き

不安


「お~き~ろ!」



この声はお姉ちゃん…

ってえ!?



「何?今日予定…」


「ないわけないでしょ!」


頬をふくらまして言うお姉ちゃん。

だって土曜日らし…土曜日!?



「あっ!」


「そ、お菓子作るんでしょ?」


「うん!」



てっきり忘れてた。

もう少しで学園祭だし、頑張って作らないとね!

女の見せ場的な?

服を着替え、階段を下り、リビングへと足を運んだ。


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