イチバンボシ
次の日の朝、タクミとユメはノアを見て驚いた。




「…あれ?いつの間に!?」

「声かけてくれればよかったのに!」




昔の友達に会えたことに、喜ぶ3人。


俺は昨日のノアの言動が気になっていた。


だから、タクミとユメがわいわい騒ぐのに対して、俺は冷めた態度だったと思う。


少し悪い気がしたけど、俺の頭の大半は昔のことを思い出していて忙しかった。



なんだよ…


俺、あんな言葉言った覚えねぇよ。


ノアが勘違いしてるだけ?


でも、それじゃあノアはなんであの後覚えてるわけない、とか言う言葉を口にしたんだろう。
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