悪魔に恋した天使

ユウキside

「ユウキ、あたしお風呂入ってくるね!」

って・・・俺一応男ですが~。

何の忠告もなしかよ・・・。

無防備だよな。

決して変な意味じゃねぇから!!(変な意味だろ・・・by美奈穂)

・・・。

まぁ、それはいいとして。

アイツ、さっきの約束覚えてんのか?

夕飯の時もさっきも何も言わなかった。

忘れてる、雰囲気だな・・・。

俺・・・嫌いか聞くだけで、我慢できるか?

告白はまだ早いような・・・。

ま!我慢できなかったらそれでよしだよな!!(・・・それでいいのか!?by美奈穂)

いいの、いいの。

てかアイツ・・・風呂長!!

何時間は入ってんだよ・・・。

かれこれ、1時間・・・。

ガチャ。

「ふぅ~、気持ちよかった!」

「噂をすれば・・・(笑」

「ん?何?」

「いや、なんでも」

「ふ~ん・・・で、話って何??」

覚えてたのかよ・・・。

まぁ、言うしかないからな(笑

「あのさ・・・ルナって俺のこと嫌いなのか?」

「え・・・。」

え・・・?って・・・マジで嫌いなのかよ?

「マジで嫌いなのか?」

「・・・がう」

「え?何、聞こえない」

これは、意地悪とかじゃなくてマジで聞こえない。

ルナの声が全く聞こえなかった。

すっごく小さい声。

さっきまでのルナとは、大違い。

「・・・ちがう。嫌いなんかじゃない・・・。」

「え・・・でも、2人で留守番ってなったときメッチャ嫌がってたじゃん」

「それは・・・いろいろ事情が・・・」

事情?何の事情だよ・・・。

まさか・・・。

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