悪魔に恋した天使
お・・・屋上?!!

「絶対来てね」

「はい・・・」

なんで?!なんで、初対面の人に呼び出し?!

てか、はいって答えちゃったし!?

馬鹿ー!あたしの馬鹿ー!!!!!!!!!!!


~放課後~

なんてしまった・・・放課後に・・・。

ヤバい・・・死にそう・・・。

「ルナ~帰ろー!」

「ごめん、先生に呼び出しされてるからゴメン!」

「そっか~!うん、OKじゃ!またね~」

「バイバーイ!」

早くいって、さっさと帰ろ・・・。

ガチャ。 ~屋上~

もう、来てるかな。

転校生。

帰りたい・・・帰りたいよ~!!(泣

「愛沢さん?」

「あ・・・新名君」

「遅かったじゃん」

「ごめんなさい」

って・・・さっきと、口調が全く違うような。

それは、どうでもいいや。

「あの・・・何か用ですか?」

「単刀直入に言う・・・お前、天使だろ?」

はぁ!?なんで知ってんの?!

や・・・遊ばれてるだけかもしれないココは、違うって言わないと!!

「天使?何言ってるの?」

「天使じゃなかったら、その幸運の輪は何?」

幸運の輪?!

なんで見えてんの?!

天使の血筋は頭に『幸運の輪』という輪がついている。

でも、この輪は一部の種族と天使族にしか見えないのに・・・。

その一部の種族というのが・・・

*吸血鬼*と*悪魔*

なんで見えてんの?!

あ!まさか天使かな?

そんなわけないか・・・。
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