悪魔に恋した天使
「か・・・彼氏なの!」

言っちゃった・・・。

「ホントに?!」

「う、うん」

「ルナ!おめでとーーーーーーー!!」

「あはは、ありがとう」

「こんばんわ。新名ユウキです(ニコ」

「まぁ~こんなカッコイイ彼氏。いつできたの?」

ママ・・・テンションあがりすぎでしょ。

恥ずかしいよ~////。

「ママ。話があるんだけどいい?」

「ん?何?」

「あのさ、ユウキをこの家で住まわしてあげてほしいの・・・ダメ?」

「う~ん。ママはいいけど・・・パパがね」

「お願い!ユウキいろいろ事情があるの!お願い!」

「・・・わかったわ。パパに電話してみるから、チョット待ってね?」

「ありがとう、ママ!」

「すみません。ご迷惑かけてしまって」

「いいのよ^^」

あ~・・・心臓のバクバクがすごい。

でも、ユウキの言ってたことホントだった。

悪魔も、悪い人ばかりじゃないのかもね。


それから、5分してパパのOKが出た。

「良かった~!」

「ありがとうございます」

「いいのよ、別に!それにお礼なら、パパに言ってあげて^^」

「はい。これからお世話になります」

「はいはい!(ニコ」

良かった~!

パパがOKしてくれなかったら、どうしようかと思った><

これでひとまずは安心だね!

てか・・・ユウキはどこの部屋で寝るんだろ??

あたしの家、大きいように見えて部屋は少ないんだよね・・・。

1階にリビングとパパの書斎とパパとママの寝室、2階に物置部屋とあたしの部屋。

ユウキが寝る部屋なんてないけど・・・。

ママわかってるのかな?

「ねぇ、ママ」

「ん~?何~?」

「ユウキって、どの部屋を使うの?」
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