true Heart
何事もないかのように
あたしたちは食事を終えて
店を出た。
そして街を歩いていると
ウィンドウにかわいい
カバンを見つけた。
「あー、あれかわいいー!」
「ん?どれ?」
「あれだよ、あの黒いやつ!」
「おー、あれかぁ。
ランに似合いそうだな。
よし、ちょっと待ってな。」
そう言って慎二はお店に入っていき
しばらくすると袋を持って出てきた。
「はいっ。プレゼント。」
「ほんとに?
・・・ありがとー!慎二大好きっ!」
そう言ってあたしは
慎二にキスをした。