無気力少年
◇◆◇◆◇
北条先輩に連れられてやって来たのは薄暗い教室
「此処は元々演劇部の部室だったのよ、でも今は‥」
そこで一度区切りドアを開けた
「よぉーうこそ、
心霊現象、UFO、超能力、何でも追究するオカルト部へ!」
「えー‥」
また面倒なのが出て来たんだが
相手にするべきか?
「あぁ、なんだ君か。瑠璃子君」
「久しぶりね」
「今回はなんの用だい?」
「相馬の居場所、教えてくれるかしら?」
相馬?
目の前のコイツに会いに来たんじゃねーのか‥
「相馬、懐かしい名だね。
彼なら毎週火、木、金曜に駅前のファミレスでバイトしているハズだよ」
「貴重な情報をありがとう。
じゃあ、また」
「廃部寸前同士、また話ましょーね?」
「一緒にしないでよね、」
うん?
仲いいのか?