無気力少年




「何処まで話たかな?」



「双子がチクった件まで」



「あ‥それでね、
実はその退学になった子、双子と小学校の頃から同じ学校らしくて、それが余計に偽装だと思われたんだよ」




小学校から一緒ってある意味仲良くなるんじゃね?

まあ、友情なんて人それぞれ捉え方は違うけど。




「で、透志朗は双子が嵌めたと思って双子を殴った。

それで、謹慎。
所謂、停学かな?」



「なるほど、」



「さてと、これで全部話終わったんじゃないかな?」




「最後に、もう1つ
双子を殴ったのは、いつだ?」



「うーん‥
夏休み明けすぐかな?」



俺が来る少し前ぐらいか、



< 138 / 215 >

この作品をシェア

pagetop