無気力少年




「こんな僕を受け入れてくれて有り難う‥

これから一緒に創っていきたい

あと少しだけどついて来て下さい」




そう言って会長は頭を下げた



その頭を見て、思わず撫でてしまった


最近の癖か、コレ



「頭上げて、
俺はまだ全然会長の事知らないけどさ、
この短期間でも
あんたが凄い人だって感じた


俺は会長についてくよ

で、良いところも悪いところも全部を受け止める」




「「俺達もー」」


「俺も‥ついてく、よ?

かいちょの事全然、知らない‥
けどこれから、沢山知って‥いきたい」



「俺はあんたの事まだ信用する気はないけど、
まぁ、一緒にやっていく仲間として才能は認めてる」




「じゃあこれで本当に一件落着だよな?

よっしゃー飯食いに行くぞ」



その時会長か流した涙は
気づかないフリをした



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