無気力少年
翌日、
俺には受け入れがたい現実に直面していた‥
「「お邪魔しまーす」」
双子が俺の部屋に侵入した
「ちょっ待てよ!」
否、事実は母さんが通した
「古いわよ、和彦」
とりあえず母さんとは口利かないでおこうと心に固く決めたおれだった
「マジでどうやって調べた」
「僕ら生徒会だし」
「意外とどうにかなるものだよ」
いやいやいやいやいや‥
どうにかしたらダメだろ!
「犬塚も手伝ってくれたしね」
「奈緒は機械類の扱い天才的だから」
ナニソレ
どんだけ非現実的なんですか?
「とりあえずそれ犯罪、自首してこい高木双子おぉぉおぉっ」