無気力少年
「ところで二人は何か俺に用があるのか?」
「ああ、まあね」
「僕らは君の案内係」
「「よろしくね」」
なんとまあ、
うざったい話し方だな
1人ずつ話せ、1人ずつ
少しうざさを感じて
心なしかテンションが落ちた
もともと高いものでもないがな
「さて、じゃあまずは」
「職員室まで案内するよ」
「あ、うん。助かる」
もうコイツらの話し方に気にしたら負けだ、うん。
つか、俺より派手じゃね?
目の前を悠然と歩く双子
とりあえず目立ってます
俺は目立ちたくないんだけど、