ハルオレ☆ -後篇-
part3 二人きりの飲み会
俺と観奈が酒を飲みだして、早1時間が経過した。
観奈とこうして二人きりで話をするのは初めてで、俺は彼女からいろいろな話を聞くことができた。
いつもは観奈の隣には必ず彼方がいるはずなのだが、そんな彼方が今はいない。
なんかいないといないで違和感がある。むしろ不思議な気分だ。
だけど俺はそのことを心の隅に置きながらも、観奈との会話を存分に楽しませていただいたわけだが…。
「ねぇ。はるちゃんってさ。ぶっちゃけ、くるみと付き合っているの?」
( ´;゚;ё;゚)・;’.、・;’.、ゴフッ!!
観奈のいきなりの質問に俺は思わず、飲んでいた酒を噴出した。
「な!い、いきなり何言い出すんだよ!そんなわけあるかよ!」
俺は口の周りにこびり付いたビールの泡を拭い、思いっきり叫ばしていただいた。
だって!あの西川さんと付き合ってるの?なんて…
死んでも聞かれたくない質問だからだ( ̄∀ ̄;)
「だって、毎日一緒にいるから…実はそうなのかな?って前から思ってたんだ。」
ああ(; ´_ゝ`)
毎日一緒にいるのは、彼女がことごとく俺の前に現れるからです。
「…いや、一緒にいるというか。彼女が勝手に俺のところに来るというか…。」
「え?それって、くるみがはるちゃんのこと好きだからじゃない?」
( ´;゚;ё;゚)・;’.、・;’.、ゴフッ!!
み…観奈さん( ̄▽ ̄;)
その言葉、ものすごく俺にとっては痛いです。