ハルオレ☆ -後篇-
「ちょ、ちょっと…み…」
再び抵抗する間もなく、そう口開いた瞬間、俺の唇に生暖かい感触がふりかかってきた。
「……んっ。」
それは観奈の柔らかい唇。
俺はものすごくやばい展開に発展しているにも関わらず、酒の魔力のせいか観奈のキスが嫌とは思わなかった。
むしろ…こうなってもいいことを少し期待していたのかも?
…って俺、完全に酔っぱらいじゃねーか━━(゚Д゚;)━━!!
そんなツッコミとは裏腹に酔っぱらった俺は、
や、やばい
俺、気づいたら観奈とキスしちゃってるよ(゚Д゚;)
でも……。
もう……いっか。
目を閉じて、観奈を受け入れるように、彼女の首に手を回した。