ハルオレ☆ -後篇-
そ、そうだ。あれからどうなったんだっけ?
俺と観奈が飲んで…それから、それから…。
………。
あああああ(゚ Д゚;)
だめだ!何も思い出せない!!!
俺が混乱しながら頭を抱えると、
「あ、遠山君。やっと起きましたかぁ?」
すぐ隣から声がした。
俺ははっとして声をしたほうを向くと、そこにお約束の彼女が居た。
「に、西川さん。」
「おはようございます。」
西川さんは制服姿で俺のベットに腰掛けている。
そうだ。これは毎日見る光景。
だけど…。
「ねぇ、西川さん。」
「はい。」
「その、俺…昨日…その…。」
ハッ。そうか(-ω-;)
西川さんは昨日俺と観奈が飲んでたこと知らないんだった。
そんな彼女に『俺、昨日いったいどうなったの?』なんて聞くのもおかしい話だよな。