ハルオレ☆ -後篇-


「え?何を今更言ってるんですか?私なんて観奈がきた初日から腹黒王子が過保護すぎて何度腹を抱えて笑ったことか。」







( ´;゚;ё;゚)・;’.、・;’.、ゴフッ!






笑ってたんですか( ̄▽ ̄;)






「まぁ、あの件の事もありますし、仕方ないんですけどね。それに寮ではずっと一緒にいれますけど、さすがに学校でずっと一緒にいることは出来ませんから。」







西川さんはすぐ後ろのロッカーにもたれて呆れたように言った。







ん?(´・ゝ・`)







『あの件のこともありますし?』







あの件?…いったいなんのことだ?








「えっ?あの2人そんなに一緒にいたの?」







「相変わらず鈍いですねぇ。腹黒王子の平日のバイト時間以外はほぼ80%は一緒にいますよ。」







「ええええええ!!?そんなに?」







驚く俺に西川さんは『ちなみに残りの20%はほぼバイトと早瀬先生のストーキングタイムです』と、どーでもいい情報も付け足してくれた。







てか8割観奈で2割ヤマト兄他…ってどんな生活してんだよって感じですけど…( ´_ゝ`)





あ。でもそう言われてみれば、たまに彼方に部屋に呼び出される事があるけど、その時はだいたい部屋に観奈がいたっけ。



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