ハルオレ☆ -後篇-
( ´;゚;ё;゚)・;'.、・;'.、ゴフッ!
やっぱりぃぃぃぃいい Σ(´Д`;)
室長が…彼方の事す好きだなんて…。
しょ、正直信じたくないが…(゚ Д゚;)
「まぁ、腹黒王子はこの学校では王子様ですから。誰もあんなにムカツク腹黒い性悪な人だなんて思うことすらないでしょう。普通の女子ならお姫様抱っこされたら惚れちゃいますよ。」
西川さんはそう言っては自信に満ちた顔で『まぁ、私は惚れませんけど』と後付していた。
「…って待って!!室長に限ってそんなことないでしょ?本人がそう言ったの?」
とてもじゃないけど、愛穂が西川さんにそんなこと言うとは考えにくいけどな。特別仲が良いわけでもないだろうし。
「いえ、これは悪魔で情報収集した結果ですが、本人は親しい友人には『憧れの人だから見てるだけでいい』なんて言ってるみたいなんです。」
ああ。やっぱり悪魔で情報収集なんですね( ´_ゝ`)
俺が心でため息を漏らすと、西川さんは眉を寄せて、
「でも室長は男子から密かに人気が高いですし、告白だって何人からもされているのに断り続けているのを見ると…やっぱり密かに腹黒王子のことを想ってるのかなぁって思います。」
そう言われて、俺はある室長とのやり取りを思い出した。