ハルオレ☆ -後篇-


おお(゚∇゚ ;)
予想以上にカワイイ!







俺は観奈の制服姿を見て、ドキドキしてしまった。







何せ今まで私服しか見たことなかったもんな( ̄▽ ̄;)
…似合うけど、俺にとってはなんだか新鮮すぎて、変な感じがするよ。







「…まぁ、それで酒臭くなかったら女子高生合格なんじゃない?」








酔っ払いだった彼女のせいで寝不足なのを恨んでいるのか、彼方がいやみったらしく言った。







すると、観奈がビクリと身体を震わせ、








「え!?ウソ!?もしかしてお酒臭い??」







と焦りだしたのか、目をパチパチしながら口元に手を添える。








「まだ臭ってないけど、絶対近くに寄ったら臭うんじゃない?だって正直君が夜中来た時は部屋が焼酎臭くなったからね。」








「ウソ!やだ!ちょっと確認してよ!」








観奈はそう言うと、急ぎ足で彼方に駆け寄る。







「はぁ?嫌だよ!そんなの自分が悪いんだから確認したって状態が変わるわけじゃないんだし、しょうがないだろ?」








観奈が近寄ると片手で振り払うように素振りを見せると、







「やだ!そんな事言われたら気になって安心して学校に行けないじゃない!?」







観奈は彼方の手を払いのけて、ほっぺたを膨らませ、さらにグイッと近寄る。


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