ハルオレ☆ -後篇-
へぇ〜(゚∇゚ ;)
全然知らなかったけど、観奈来週が誕生日だったんだ( ̄▽ ̄;)
でもわざわざ誕生日プレゼントを渡しに来るって…それに観奈は理事長のことを叔父様って呼んでるし。二人は親戚か何かなのかな。
「開けてごらん。」
「え?いいんですか?」
嬉しさのあまり興奮している観奈に藤岡先生は強く頷いた。
すると観奈は紙袋の中に入っていたと思われる大きな箱を取り出して、その箱のふたをゆっくりと開けた。
「え?…これって。」
箱の中身を見た瞬間、観奈の瞳が丸くなった。
「これって…北洋高校の制服?」
「そうだよ。うちの学校の制服だよ。」
えぇ? Σ(´Д`;)
プレゼントって北洋高校の制服なの!?
…てか制服って…。それってどういう意味のプレゼントなんだ(゚ Д゚;)
俺がそんなことを疑問に思っていると、藤岡先生が観奈の肩にポンッと両手を乗せて口開いた。
「観奈…。君は今日限りで管理人を辞めて、明日から北洋高校の生徒として通学しなさい。」
「え?」
「………。」
突然すぎる藤岡の問題発言に空気が、いや時が止まった。
(; ´_ゝ`) ……え?
(;゚ Д゚) …えええええええ!?