ハルオレ☆ -後篇-
実はそんな観奈と圭先生は複雑というかややこしい関係で。
圭先生は観奈の事をたくさんいる彼女の一人だと思っていて、観奈は圭先生のことをただの遊び相手としか考えていない。
よくそれで関係が成り立っているよなぁ、と俺の中では結構疑問ですが。
「…って!お前ら!早く行けって!遅刻だよ~。ち・こ・く!」
圭先生が『俺までしゃべっちまっただろうが!』とツッコミを入れながら、俺達を校内に誘導するように手を大きく横に振った。
その誘導に従い、観奈と昇降口で別れると、俺達はそのまま駆け足で教室へと向かいました。
はぁ…(´・ゝ・`)
しかし、朝から本当に騒がしいというか…
蘭藤荘はやっぱり変人のスペシャリスト揃いだよ。
あ~~~。なんかよくわからないけど今日も最悪な予感だぜ(`Д´)