ハルオレ☆ -後篇-
これも本人いわく『西川ネットワーク』を蘭藤荘に張り巡らしているから何でも分かるとのことだが…。
そんな西川さんとの付き合いも2ヶ月経つが、俺はいまだに彼女が何者なのかよくわからない。
…って!改めて思うけど、西川ネットワークって結局なんなんだよ!?(゚ Д゚;)
「えへへ〜。今日は西川めずらしく遠山君が部屋を出るまでお待ちしておりましたの。」
彼女がなぜ『珍しく』と言うかというと、西川さんは毎日というほど俺が朝目覚めるとなぜか部屋にいるということがほぼ96%だからだ。
まぁ、そんなことはぶっちゃけどうでもいいのだが(´∀`;)
「へぇ…。そうなんだ。たしかに珍しいね…。」
俺は彼女の発言や行動を深く考えたくないが故、テキトーな返事をする。
蘭藤荘に住み始めた当時はいちいち彼女にツッこんでいたのだが、さすがに2か月経つと慣れてしまったのか俺は対処として出来るだけ彼女の話はほとんどスルーするようにしている。
俺が心の中でそんな説明をしていると西川さんが満面な笑みを浮かべて、
「はい。たまには遠山君の着替えを違う角度から撮ってみたくて……。」
とてつもないことを言ってきやがった。
(; ´_ゝ`) ………。
(; ´_ゝ`) はぁ…。
(;^ω^)また盗撮ですか。
…ってそれに慣れてる俺もどうかと思いますが(゚ Д゚;)