ハルオレ☆ -後篇-
「そうだよ!ハルハル!あのカニャリンがミナリン、いんや女の子を呼び出ししちゃうなんて学校始まって以来の事態!この腐ったメス豚の言う通り、二人の後を追う価値はあると思うよ!」
別に幼馴染みを呼び出すくらい普通だと思いますが…(; ´_ゝ`)
「ちょ、そ、宇宙まで何言ってんだよ。」
「だって面白そうじゃん!なぁ!腐ったメス豚!」
宇宙はそう言うと西川さんを見てニヤリと笑った。
「あ、あの。今朝も申しましたがその呼び名やめて頂けます?」
「まぁ!そんなわけでハルハルも一緒に行こうよ!」
宇宙は西川さんの質問を完全無視して、俺の手を取ってグイッと引っ張った。
「うわあ!!そ、宇宙!ちょっと待って…」
宇宙はそのまま俺の手を離さず、半強制的に教室の外へと連れ出した。
「…ってまた無視しないでくださいよー!」
そして、一人取り残された西川さんはそう叫びながら俺と宇宙の後を追うのであった。
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こうしてよくわからないまま、俺と西川さんと宇宙の3人は彼方と観奈の後を追うことになった。
二人の後を見つからないようにこっそりつけるのが楽しいのか、ノリノリハイテンションの西川さんと宇宙に俺は一歩離れてしぶしぶ着いていった。
やがて彼方と観奈は人があまり出入りしないような体育倉庫の裏で足を止めた。
そこで俺達3人は二人が見える位置にひっそりと身を隠すことにした。
…ってやっぱり改めて思うけど…
なんで俺まで身を隠さないといけないんだ━━(゚ Д゚;)━━!!
よくわからないけど、最悪だ(TдT)