ハルオレ☆ -後篇-
西川さんはよくわかならいけれど、俺の着替え中を撮影するのが好きらしい。
もちろん着替え以外にも彼女に写真を取られることはしばしばある。(苦)
てかそもそもなんで俺の写真を取りたがるんだよ!?(゚ Д゚;)
それっていったい何に使うの?ねぇ?(゚ Д゚;)
まぁ、あまり深くは考えないでおこう。うん(-ω-;)
しかも極めつけに彼女は『腐女子だから遠山君の写真を撮って楽しむんですよ!』と言うが、まったく意味が分からない。
…てか西川さん、そもそもなんでも腐女子だからいいと思ってませんか?(゜ Д゜;)
ああ( ̄▽ ̄;)
なんだか西川さんパワーにやられて朝一からすでに疲れを感じるよ。トホホ
「はぁ…。」
俺はあからさまにため息をして額を片手で抑える。
そんな俺を覗き込むように西川さんは、
「さ!遠山君。着替えという名の西川の朝食タイムも終わりましたし、学校へ向かいましょうか?」
お構いなしにニコニコして、俺の背中をグイグイ押してきた。
そして俺はしぶしぶ歩き出すと、西川さんが背中を押すのをやめてスキップしながら俺の隣に並ぶ。
(; ´_ゝ`) …着替えというなの西川の朝食タイムが気になるが、まぁそれは置いておいて…
(; ´_ゝ`) 俺的にそれよりももっと気になることが…。
「はぁ〜〜。それにしても…」
俺の脳裏とは裏腹に、西川さんが目を輝かせて俺を見つめる。