ハルオレ☆ -後篇-
「…貧乳処女。」
西川さんが現れると、彼方の目つきが恐ろしいほどにきつくなった。
「黙って聞いてましたがもう我慢なりません!あなた本当にバカです!それも超がつくほど!」
西川さんはビシィと彼方目掛けて指差した。
すると続いて…。
「そうよ!カニャリン!バカっていうか最低よ!」
( ´;゚;ё;゚)・;'.、・;'.、ゴフッ!!
宇宙まで飛び出していきやがった。
「晃月。お前まで…。」
西川さんの隣に宇宙が並ぶと、彼方の形相がさらに恐しさを増す。
そして、壁の向こうに取り残された俺。
……どうしよう(゚ Д゚;)
ここは思い切って逃げるか…?
…って待てよ!さすがに西川さんだけならまだしも、宇宙もいるんだ。
俺が逃げるわけにはいかないだろ!!
そ、そうだ( ̄▽ ̄;)
西川さんと宇宙はやたらケンカ越しに飛び出していったし、俺は冷静に出て行けばこの場が今よりは落ち着くんじゃないだろうか。
(; ´_ゝ`) ……。
よし、ここは思い切って行くしかないぞ!俺!(`・ω・´)