平凡少女の非日常。Ⅰ【出会い編】
真冬Side..
真『ねぇ!そこの子!ここ、一之瀬 蘭丸君がいるクラスであってる?』
近くにいた人に聞いてみた。
「あっはい。あってますよ。」
真『そう、良かった。じゃあ蘭丸君を呼んできてくれない?』
「わかりました。すぐ呼んできますね。」
そう言って教室の廊下側から3列目の4番目の所に向かって行った。
ええっ?あれが蘭丸君!?かっわいい顔してんな~。てゆか なんであんなにお菓子があるんだ?
ぼぉーっと見てたらいつの間にか目の前に来ていた。
真『君が蘭丸君?』
蘭「・・そうだけど~」
真『あのね、話があるんだ。ここじゃ、その、話にくいし。』
おおぅ。 なんか告白しそうな女子みたいだ。
蘭「いいよー。どこで話す~?」
真『んーそうだな屋上でいい?多分誰もいないはずだし。』
蘭「ん。分かった。じゃ行こっか~。」
なんか頭、花咲いてそう。
コツコツコツコツコツコツコツ
・・・・・・沈黙キツっ
話題がない。話題、話題。
・・・・・・・なんもなーーい!!
早く着けつけ屋上よ。